岐阜市消防団活動の負担軽減へ

令和3年4月21日付けで実施しました「消防団活動に関するアンケート」により、消防団検討委員会で協議した結果、令和4年度以降の方針・措置は、以下のとおりとなったことを報告受けました。

また、開会中の岐阜市議会9月例会においても質問があり、消防長が回答していました。

アンケートは、岐阜市の消防団員全員に送付されていて、結果については以下になります。

負担を感じるものとして、順に出初式、特別点検、年末夜警となります。

検討後の方針・措置としてはしご乗りは中止、参加者も縮小、特別点検は忙しい時期を避け11月に実施、年末夜警も日数、時間を縮小するとの内容でした。

 

▽「消防団活動に関するアンケート」に基づく消防団検討委員会結果

令和3年4月21日付けで実施しました「消防団活動に関するアンケート」により、消防団検討委員会で協議した結果、令和4年度以降の方針・措置は、以下のとおりとなりました。

☆消防団検討委員会開催日:第1回令和3年7月2日・第2回7月21日・第3回8月26日

(負担に感じる割合が多い順)【 内容 → 方針・措置 】

▼出初式 (1位)
・はしご乗り披露 → 中止
・参加者・規模→参加人数を限定、規模縮小
・定例表彰→代表受領
・分列行進→徒歩分列行進は中止、車両分列行進のみ

▼特別点検 (2位)
・実施時期→4,5月を避け、11 月ころ実施
・操法訓練
・参加者・規模
・定例表彰
→現状、各団で内容が異なることから、各団の方針で内容を決定

▼年末夜警 (3位)
・市長激励
→各団毎に集合し、 出発式(初日のみ) を行い、原則、分団本部での待機はなし
・実施時間 (20時~23時 (4時間程度) 終了時間分団ごとにばらつき)
→20時~23時 (3時間)
・実施日数 (26日~30日 (5日間)
→27日~30日 (4日間)

▼操法大会 (4位)
・大会出場
→輪番制を廃止し、希望分団による出場 ※複数の場合は、選考会を実施

▼定期訓練 (5位)
・訓練のあり方
→操法大会出場分団は操法、他の分団は実践的訓練 (署との連携訓練)を実施し、訓練内容を分ける。
・実施回数
→月1回以上とし、必要な訓練を効果的に行う。

▼自治会活動 (6位)
地域の実情に応じて各分団が対応する。

▼定例会議 (7位)
地域の実情に応じて各団、分団が対応する。

▼火災予防運動 (8位)
現行どおりとする。

令和4年度以降、方針に基づき措置を実施し、消防団員の負担状況や条例定数に対する充足率を確認しつつ、必要に応じて、 今後も団員確保を目的に消防団の活動を見直していく。

 

私も消防団員ですので、今までの活動をしっかりと振り返りながら、今ある形へと消防団活動も変化しなければならないと思います。

密にならない、時間の縮小など、人員が少なくなる中で災害時に動ける団員として、消防団の在り方を検討していきたいと思います。

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