市政報告

市政報告

不登校特例校を新設し2021年4月の開校を予定しています

旧徹明小校舎を活用し、不登校の中学生を受け入れる「不登校特例校」を新設します。

2017年3月に閉校した旧徹明小校舎(岐阜市金宝町)の活用に関して検討がされてきましたが、この度、岐阜市教育委員会が6月、不登校の中学生を受け入れる特別な教育課程を編成した「不登校特例校」を新設すると発表しました。不登校児童生徒の増加は全国的にも解決が急務な課題ではありますが、岐阜市も同様で、特に中学生の不登校生徒の多さと増加傾向が課題となっています。現在は学校とエールぎふ(岐阜市子ども・ 若者総合支援センター)が連携し、不登校児童生徒の支援をしています。

不登校特例校は学校教育法施行規則に基づいた、不登校の児童生徒を対象に教育を実施する学校となるため、少人数指導や特色ある教育、個に応じた学習 ・ 体験が可能になります。岐阜市立中学校として全校生徒40名程度を検討しており、在籍校に通えない生徒の選択肢の一つとなります。 不登校特例校は、全国で公立私立の小中併設校や中学、高校の12校が指定されています。県内では私立西濃学園中学校(揖斐郡揖斐川町)に続き2校目で、公立校としては東海地域では初となります。岐阜市では本年度中に文部科学相から特例校の指定を受けたいと考えています。

不登校児童生徒

平成24年度 425人(小学生105人、中学生320人)
平成28年度 559人(小学生159人、中学生400人)

不登校特例校

不登校生徒(中学生)にとっての学びの場、居場所の一つに。
旧徹明小校舎に集う多世代とのひびきあいを大切にした新たな場に。

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