岐阜駅前の繊維問屋街の古ビルにおしゃれなウォールアートが出現しました。
場所は、JR岐阜駅北口に岐阜スカイウイング37があります。
その北側に位置する繊維問屋街のビルの壁面に、若手のアーティストがペイントしたとのことです。
青空と色とりどりの南国風な動物たちが描かれ、鮮やかな色彩とスケール感のある大きな絵に圧倒されます。
新しい岐阜市のおしゃれスポットになることを願っています。
▽ウォールアートと製作者について
岐阜市問屋町の繊維問屋街に築54年のレトロな集合ビルが建つ。
建物は東西に約130メートル続き、高さは20メートルほど。
近隣の再開発に伴い、それまでは人目につかなかった南側の壁面があらわになった。
地元の岐阜問屋町二丁目協同組合は壁面を巨大なキャンバスに見立て、空と雲を描くアートウォール事業を行う。
今後は、若者や親子連れなど問屋街とは縁遠かった人たちを呼び込み、にぎわいを復活させる起爆剤にできればと計画を進めている。
(参照:岐阜新聞ホームページより)
▽岐阜繊維問屋町について
昭和24年頃から岐阜の既製服は日本中に知られるようになり、現在のJR岐阜駅のまわりには市場や共同販売所ができて、一条通りをはじめ西問屋町、中央通りなど問屋町の建設が進められました。
昭和26年には、岐阜繊維問屋町連合会(現在の(社)岐阜ファッション産業連合会)ができ、岐阜産地と呼ばれるにふさわしい商品・店作りが行われ、売上高も大変増え、岐阜既製服産業はますます発展していきました。
(昭和20年~28年頃までは、衣服が足りず、作れば売れた時代でした。)
(参照:岐阜ファッション産業連合会ホームページより)