岐阜市長良川温泉旅館十八楼の離れ「宿いとう」の竣工式が先日開催され、内覧会に伺いました。
旧いとう旅館ですが、改装される前も内覧もさせて頂きましたが、損傷がひどく、今回かなり素晴らしいリノベーションがされていました。
以前は、皇室の方々や、政財界の方に親しまれた格式の高い旅館だったとのことです。
半纏、欄間など旧いとう旅館の女将さんのこだわりが随所にみられ、当時の川原町界隈の文化の高さを垣間見ることができます。
今回の改修で「つばめ」、「うぐいす」の二棟が完成し、どちらも一棟貸しでの販売となります。金華山・岐阜城・長良川をみることのできる露天風呂やランドリーなども備え付けられています。今後が楽しみです。
旧いとう旅館・・・
1946年に建てられる。国の重要文化的景観に指定されている川原町地区にある。旅館の所有者だった女将が「歴史あるまちづくりに生かしてほしい」と土地と建物を市に寄付。活用に向けて実施された公募型プロポーザルで、同地区で旅館業を営む十八楼が事業者に選定され整備を進めた。