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岐阜信用金庫から岐阜市役所へ岐阜楽市楽座図の箔画が寄贈される

岐阜信用金庫、公益財団法人ぎふしん記念財団より、岐阜市役所1階の市民交流スペース「ミンナト」にすてきな作品が寄贈されました。

野口琢郎氏の「 Landscape#50 – 岐阜楽市楽座図-」という作品で、岐阜市を上空から捉えた景色を金箔も使った箔画で表現しています。
岐阜城、市役所、NTT、中学校や小学校などの校章も入っています。
お近くの本荘小学校もみつけることができました。
非常に大きなインパクトのあるすばらしい作品となっていますので、ぜひご覧ください。

 

▽概要▽

タイトル:「 Landscape#50 – 岐阜楽市楽座図-」
作:野口琢郎
サイズ:2021年作 200cm×500cm
画材:箔画 Hakuga (木パネル、 漆、 金・銀・プラチナ箔、 石炭、 樹脂 アクリル絵具)

説明:

野口琢郎氏は京都西陣の箔屋野口 (創業1877年) の五代目であり、代々伝わる引箔の制作技法を縦横 に駆使し、 新たな美術表現へと昇華させた独自の箔画を制作。

現在は箔画作家として国内外で活躍さ れています。

漆の接着力によって画面全体に施された金銀プラチナ箔の輝きは、観る角度や光源により変化し、多様な美しさを感じさせてくれます。

令和の岐阜市をモチーフに金雲の隙間から街並みが表現され、岐阜城、市庁舎、学校、鵜飼、長良川花火大会、信長像などの名所の他、自動車、猫などの日常の営みも見つけることが出来ます。

市街地に漂う金雲には、隠し絵として岐阜市の市章や岐阜ゆかりの武将紋があしらわれ、太古から濃尾平野を悠然と流れる長良川は、過去から現代に受け継がれる伝統の象徴として画面中央に表現され、私たち市民を引きつけます。

約 450年前、岐阜城を拠点に織田信長は、「楽市楽座」による商業発展 地域活性化を目指しました。「岐阜楽市楽座図」 は令和岐阜を抽象化し、箔画で表現することで、現在の岐阜市の賑わいを後世に伝えます。

監修:岐阜市歷史博物館分館、加藤栄三・東一記念美術館 館長 山本 真一

寄贈:岐阜信用金庫 公益財団法人ぎふしん記念財団(令和3年5月31日)

(引用:岐阜市役所ミンナトに掲示される作品説明より)

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