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岐阜市の木育施設 ぎふ木遊館(もくゆうかん)

【岐阜市にある木育施設 ぎふ木遊館(もくゆうかん)を見学】

ぎふ清流文化プラザ西側に位置し、子育て世代を応援する木育の推進拠点として、森林とのつながりを親子で体験できる施設です。
岐阜県産の木材をふんだんに使用した施設内で、専門知識を持ったスタッフが常駐し、木のおもちゃの遊び方を指導してくれます。また、木のおもちゃや雑貨販売やカフェも併設しています。
新型コロナ対策ということで、予約制による人数制限がありましたが、子ども達が楽しそうに遊んでいました。
屋内施設でもあることから、雨の日でも遊ぶことができますので、ホームページを確認頂き、ぜひ一度訪れてみてください。

◆ぎふ木遊館とは(名誉館長 竹下景子氏より)
「ぎふ木遊館」は、赤ちゃんから大人まで木と親しみ楽しんでいただけるところです。岐阜県は全国で2番目に森林の占める割合が高い県。その豊かな森から12種類の樹木がやってきました。色も木目も香りもそれぞれです。入ると、そこはもう森の中。はだしになって、体全部で木の温もりを感じてください。400年もの長い年月を生きたスギの木は、無数の葉っぱで雨をやさしく受け止め、そっと地面の下へと水をしみ込ませて、森は緑のダムになりました。そして。昼間の葉っぱは二酸化炭素を吸って、代わりに酸素を出してくれます。自らも育てながら、虫や鳥、動物やヒト、自分以外の多くの命を育んできたのです。母なる木の物語が、ほら、聞こえてくるでしょう。

他にも、岐阜の作家さんらによる100点を超える木のおもちゃで遊んだり、木育プログラムでは、自分だけの木の楽器を作ったり。木の達人と一緒に、まだ見ぬ森の世界へ、さあ、冒険の旅に出かけましょう。私達はみな心の中に森を持っています。「ぎふ木遊館」での体験が、お日さまや雨のように心の森をすくすく育てるお手伝いになりますように。

◆ぎふ木遊館のコンセプト
遊びのきっかけに満ちていて、自然のつながりも感じられる豊かな場所、
そんな「はらっぱ」のような場所をつくりました。「はらっぱ」に明確な機能はありません。
その代わりに、決まった使い方もなければ、こうしなければならないという制約もありません。
子どもたちがみずから遊び方を発見し、考え工夫しながらのびのび使う場所です。

「高いところ、低いところ」「囲われた場所、広がった場所」など
性格の違うエリアや遊びを通して岐阜県の文化や人とのつながりも
感じられる仕掛けによって、木育のはらっぱを子どもたちは体全体で感じられるはずです。

◆ぎふ木育とは
岐阜県は、全国有数の森林県であり、古来よりその豊かな森林からたくさんの
恩恵を受けて営みを続けており、今も「木と共生する文化」が受け継がれています。
岐阜県の豊かな自然や、それに影響を受けて育まれてきた
伝統と文化に誇りを持ち、地域の将来を担っていく人を育てたい。
そんな思いから「ぎふ木育」がはじまりました。

「ぎふ木育」を岐阜県の豊かな自然を背景とした『森と木からの学び』
と定義し、人づくりを進めています。

※森と木からの学び・・・自然体験活動、林業、木造建築など森や木とつながる活動を通じた学びを含みます。(参照:岐阜県のホームページより)

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