【長良川鵜飼屋花火大会2000発が夜空にあがる】
長良川河畔で地元有志団体が企画した花火大会が令和2年8月29日(土)に開催されました。
サプライズ花火とのことで日時は非公開での開催。
多くの協賛金が集まったとのこと。
打上げは村瀬煙火。
長良川鵜飼がおこなわれるこの長良川右岸の鵜飼屋地区で住民初の花火が、約2000発15分間の間に夜空にあがりました。
長良橋から長良川鵜飼ミュージアムまでの長良川プロムナードで鑑賞するなど、大きな歓声が上がっていました。
新型コロナの影響でイベント等が中止になる中で、明るい話題を提供する岐阜市民の有志が立ち上げた心意気のある花火にとても感動しました。
▽実施概要
【大会名称】
長良川鵜飼屋花火大会
【主催】
長良川鵜飼屋花火大会実行委員会
【協力】
長良川リバースケープ有限責任事業組合
【協議会】
あげる会(市民サポート)
【後援】
岐阜県・岐阜市
長良川鵜飼屋花火大会実行委員会のメッセージ
1946年8月10日の終戦の翌年、復興・岐阜を願い、長良川河畔で初めて花火大会が行われました。
それは、日本全国で戦後最初に開催された記念の花火大会でした。
打ち上げられた花火は、敗戦で打ちひしがれていた岐阜の市民に生きる希望を与えました。それから74年、この夏の花火大会は長良川鵜飼とともに岐阜市民にとって無くてはならない、大切な夏の行事と捉えられています。
我々、長良川鵜飼屋花火大会実行委員会「あげる会」は今年の夏、長良川鵜飼屋で小規模ながら花火大会の開催を目指しています。 それも、市民による市民のための長良川うかいと連携をとった全国でここだけの個性的な花火大会です。 すでに岐阜県、岐阜市からの後援をいただいていますが、昨今のコロナ禍の為、この花火大会の開催にあたる状況が変わってきました。
そしてその意義も大きく変化してきています。
この花火大会は2つの強い想いがあります。
一つは長良川花火大会の灯を絶やしてはいけないという想い。
二つ目に悪疫退散、コロナ禍からの『終戦』への願いの想い。
だれもが感動の共感が持てる、この花火で我々、市民が一体となってオール岐阜のシンボルの花火をあげましょう!