市政報告

市政報告

市橋小学校の教室不足について

市橋の今後の街づくりを考える上で、小学校は地域コミュ二ティや防災の観点から、とても重要な拠点です。全市的には人口減少ですが、市橋地区は子育て世代を中心とする人口が増えています。人口増を岐阜市のメリットとしてしっかり捉えてもらい、各種団体と連携しながら、適切な対応を要望していきます。

今後のクラス数の推移

年度 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10
クラス数 30 30 30 30 31 33 34 35
放課後児童クラブ数 5 5 5 5 5 5 5 5
必要教室数 35 35 35 35 36 38 39 40
不足数 4 4 4 4 5 7 8 9

※放課後児童クラブ数は増加傾向ですが、現状の数で想定しています。
※市橋小の教室数は31室。
※教育施設資料「令和3年〜14年度公立小中学校編成及び教職員定数に関する報告」より予測。

POINT 1

厚生労働省は学校内での放課後児童クラブの実施を推奨しています。

POINT 2

国の少人数の推進、特別支援学校や放課後児童クラブの増加が懸念され、すでに教室が足りていないのが現状です。

これまでの取り組み

1.市橋小学校の未来を考える検討部会

令和元年8月、教育委員会、地域、PTAのみなさんで構成された「市橋小学校の未来を考える検討部会」で話し合い、ベストな学習環境づくりへの取り組みをスタートさせました。

2.議会質問

皆さんの声を議会で代弁し、正確な生徒数や校舎の状況把握を教育委員会へ要望しました。

保護者の声(一部抜粋)

  • 児童数が多く、教室やグラウンドが密である。
  • 放課後児童クラブが小学校外にあるが、安全面から小学校内で行ってほしい。
  • 宅地化が進み、児童数が増えることで、学習環境がさらに低下しないか。

3.市橋小学校PTAの署名運動

令和2年11月、市橋小学校の増築や建て替えを訴える署名活動を実施しました。保護者を中心に、2,415筆の署名が集まり、教育長、岐阜市長へ提出、市議会へ報告をしました。一連の活動は、岐阜新聞や中日新聞に何度も取り上げられました。

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