\長良川鵜飼・大河ドラマ館スタート/
岐阜の風物詩である長良川鵜飼が、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていましたが、やっとスタートしました。
遊覧船はまだ乗れませんが、多くの方に元気を与えたいという鵜匠さんの思いもあり、鵜飼漁が先にスタートすることとなりました。
川沿いから鵜飼は見れますので、今後も川床やミズベリングなど、プロムナードを活用した新しい鵜飼の見方を強く要望していきたいと思います!
長良川鵜飼とは
戦国のロマンを今も感じさせる金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、名水100選に選定されている清流長良川でぎふ長良川鵜飼は行われています。漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。鵜飼は鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える漁法で、およそ1300年の歴史があり、時の権力者たちに保護されてきました。織田信長は「鵜匠」という地位を与え鵜飼を保護したと言われており、徳川家康はたびたび岐阜を訪れ鵜飼を見物、保護し、岐阜でつくらせた鮎鮨を江戸まで運ばせました。
また、鵜飼は多くの文化人にも愛され、松尾芭蕉は岐阜を訪れた際、鵜飼を見物し「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残したほか、名優チャールズ・チャップリンは2度鵜飼見物に訪れ、すばらしいと絶賛したと言われています。
長良川の鵜匠は6人で正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といい、代々世襲で親から子へとその技が受け継がれています。
長良川の鵜飼用具一式122点は、国の重要有形民俗文化財に、長良川鵜飼漁は岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています。鵜匠が鵜をはげます「ホウホウ」という掛け声や舟べりをたたく音が「日本の音風景百選」に選ばれています。
ぎふ長良川鵜飼は、毎年5月11日~10月15日までの期間中、中秋の名月と増水時を除いて毎夜行われます。
(参照:岐阜観光コンベンション協会ホームページより)
また、NHK大河ドラマ麒麟がくる、が盛り上がってきておりますが、岐阜市の大河ドラマ館も本日から再開となりました。
人数制限などのコロナ対策を講じながらの再開ではありますが、展示内容も徐々に増えていきますし、お土産も大変力が入っております。
手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスで、エチケットを意識しつつ引き続きwithコロナ対策取り組んでいきましょう。