神戸市の中央卸売市場再整備事業を視察。

総事業費は約１５６億円となり、いわゆる民間活力を使ったＰＦＩ事業で建設。事業方式は、事業者が施設の設計・建設・工事管理を行い、完成後、市に施設を引き渡した上で、事業期間を通して施設の維持管理運営を行うＢＴＯ方式を採用した。

幹線道路で分断していた市場を海の埋め立てにより新築し、跡地にはイオンを誘致するなど、にぎわいが創出する跡地の活用も地域戦略に合わせて実施した。大震災により起債ができない状況からＰＦＩを選択したとのことであるが、役所の人件費の削減もできているとのことで、メリットが多くあると感じた。

本市の状況も踏まえて、今後の岐阜市の市場再整備事業に活かしたい。